貧血 しびれ 吐き気 症状

貧血で吐き気やしびれの症状が出たときに考えられること

スポンサーリンク

貧血という状態は大きく2つに分類することが出来ます。
まず1つ目は、白血病と勘違いされることもある「再生不良性貧血」です。
これは血液中に含まれる赤血球・血小板・白血球全ての数が減少します。
赤血球が減少すれば、めまい・頭痛・だるさ・胸痛・息切れ・動悸・青白い顔などの症状が見られます。

 

次に血小板が減少すると歯ぐきから出血したり、鼻血が出たり、皮膚の点状出血やあざが確認出来たり、怪我をした際に出血が止まらなくなったりします。
これは悪化すると血尿・血便・眼底出血・脳内出血にまで進みます。
最後は白血球ですが、ここで減少するのは細菌感染を防ぐ好中球です。
ですから肺炎や敗血症になりやすく、発熱や喉の痛みなどの症状も見られます。

 

もう1つの貧血は「鉄欠乏性貧血」です。
一般的にはこれが貧血と呼ばれています。
これは体全体に酸素を運ぶ役割を担っている赤血球の中に含まれるヘモグロビンが減少することで、酸欠状態となり様々な全身症状が出るのです。
例えばめまい・立ちくらみ・動悸・息切れ・吐き気・しびれ・倦怠感・食欲不振・頭痛といった症状が代表的です。
また、このような症状が全く出ない場合もあります。
貧血は男性よりも女性がなりやすいもので、成人女性の約17%が該当すると言われています。

スポンサーリンク

その原因としては、偏食や極端なダイエットによる鉄分・タンパク質・ビタミンなどの栄養素の不足が第一に挙げられます。
特に重要なのは鉄分の不足であり、妊娠・出産・授乳期には症状が出やすいと言えます。

 

その他にも月経は女性患者が多い最大の理由と言えます。
生理前から生理中には子宮内から分泌される物質が増加し、血管・筋肉・臓器を収縮させます。
吐き気はどんな貧血でも見られるものですが胃腸が締め付けられることで、より出やすいです。
鉄分不足が原因の場合には脳への神経伝達に不具合が生じるため、手足のしびれや吐き気、顔面蒼白などが見られます。
このような場合には足を高くして休むと良いでしょう。

 

最後に最も気をつけなければならないものがあります。
それは一過性虚血貧血です。
この場合には吐き気やしびれなどが現れます。
これは一定時間血流が悪くなって脳の血管に小さな詰まりが生じるのです。
それが原因で吐き気や手足・顔面のしびれ、舌のもつれなどが確認出来ます。

 

通常、このような状態になった場合には10分程度で正常な血流に戻るため、吐き気やしびれなどの症状も治まります。
しかし、一瞬でも血流に詰まりが生じたということは、後々その詰まりが大きくなって血栓となる可能性があります。
すなわち、吐き気やしびれは脳梗塞の前兆かもしれません。
ですから、すぐに症状が治まったからと放置せずに、出来るだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

スポンサーリンク